結婚後の働き方を決める時期

男女平等参画という考え方が打ち出されてから、共働きをする家庭が増えていますが、依然として男性優位の考え方は根強く残っています。結婚後には男性は同じ働き方を続けていき、女性がそれに合わせるという形になることが多いのが実情です。しかし、女性にも自由に働く権利があるので、予め自分が結婚後にどのようにして働きたいかの意思決定をしておくと良いでしょう。

意思決定のタイミングは、結婚する男性を決めてから、結婚式を挙げて同居生活を始めるまでの間が良いと思います。機会を作って、自分が望んでいる結婚後の働き方を相手に伝えて、それに協力してくれるように理解を求めましょう。じっくり双方が納得できるまで相談して、折り合いをつけられれば互いに望む形で働いていくことができるはずです。

しかし、同居生活を始めてから相談しようとすると、日々の生活を安定させることに精一杯になりかねないので、なかなかじっくり話し合える機会が持てなくなる可能性があります。ですから、結婚の意思が固まったら、早めに相談するに越したことはありません。結婚を決める前から働き方の意志が既に決まっているのなら、プロポーズされた時点で話を切り出しても良いのではないでしょうか。

結婚後に仕事をどうするかは、ワーキングウーマンにとっては大切な問題です。自分の考えに賛同してもらえるか否かは、家庭生活を円満なものにできるかにも直結する重要な要素です。そのため、納得でるまで話し合いができなかったら、結婚を白紙に戻すくらいの覚悟が必要になります。