家庭と仕事の両立におすすめのパートとは

雇用形態の種類はいくつかに分けられ、アルバイトとパートは中でも家庭と仕事の両立を目指す方によく選ばれています。しかし、双方の違いはどうしても分かりにくくなりがちです。どちらかのスタイルで働こうと考えているのであれば、違いについて知る必要があります。

アルバイトとパートで、法律上の相違点はありません。法律上ではどちらもパートタイム労働者に分類され、パートタイム労働法の適用がなされます。パートタイム労働法には通常の労働者に比べて所定労働時間が短い労働者を、パートタイム労働者とすることが定められています。アルバイトもパートもこの要件を満たしているので、法律上は同様の分類になると言えるでしょう。

アルバイトとパートにおける最大の違いは、雇い主や働き手の認識にあります。その認識が食い違うことによって問題が発生することもあるので、働く際には詳しく確認することが大切です。アルバイトは、一般的に短期あるいは中期の労働者という位置づけになっています。繁忙期や土日などピンポイントでスポット的に働く方もアルバイトに含まれます。いずれ辞めることをある程度想定している方には、アルバイトが適していると言えるでしょう。

パートは労働時間こそ正社員よりも短いもの、勤続期間で言えば長期にわたることもある働き方です。1日の労働時間は短めが良い方や、家庭・子育てと両立したい方に適しています。昨今ではパートやアルバイトが正社員並みに働いているにも関わらず、給与面で不利になることが問題となっています。結婚後に不当な扱いを受けずに家庭と仕事の両立が叶う職場を探すなら、同一労働同一賃金を実現している企業に絞ることも一つの方法です。